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子宮体がんとは?
・子宮がんには、子宮体がんと子宮頸がんがある。
子宮体がんは子宮内膜がんともよばれ、胎児を育てる子宮体部の内側にある子宮内膜から発生する。
子宮体がんは子宮内膜がんともよばれ、胎児を育てる子宮体部の内側にある子宮内膜から発生する。
がんとは?
症状
・ほかのがんと同様に、子宮体がんも初期に治療を開始した場合ほど治療成績がよいので、早期に発見(診断)することが大切。
・月経とは無関係の出血、おりもの、排尿痛や排尿困難、性交時痛、骨盤領域の痛みなどの症状を感じたら、婦人科医の診察を受けることが大切。
・最もよくみられる症状は出血。特に、閉経後に少量ずつ長く続く出血がある場合は、早めに婦人科あるいは検診を受診し、子宮体がんの検査を受ける必要がある。
・月経とは無関係の出血、おりもの、排尿痛や排尿困難、性交時痛、骨盤領域の痛みなどの症状を感じたら、婦人科医の診察を受けることが大切。
・最もよくみられる症状は出血。特に、閉経後に少量ずつ長く続く出血がある場合は、早めに婦人科あるいは検診を受診し、子宮体がんの検査を受ける必要がある。
原因、リスク要因
・子宮体がんは、エストロゲンの刺激が長期間続くことが原因で発生する場合と、エストロゲンとは関係ない原因で発生する場合があるが、約8割はエストロゲンの長期的な刺激と関連していると考えられている。
・エストロゲンが関係していると考えられる子宮体がんに関しては、肥満、閉経が遅い、出産経験がないなどの場合に、発症のリスクが高くなることがわかっている。
※以下の記事も参照。
がんと生殖要因、ホルモン、環境の関連
・乳がんの治療でタモキシフェンという薬剤を投与されていたり、更年期障害の治療でエストロゲンの補充療法を受けていたりする場合も、子宮体がんのリスクが高くなるとされている。
・もう一つの代表的な女性ホルモンであるプロゲステロンは予防的に働くことが知られている。
・その他のリスク要因として、糖尿病、高血圧、乳がんや大腸がんの家族歴との関連が指摘されている。
・エストロゲンが関係していると考えられる子宮体がんに関しては、肥満、閉経が遅い、出産経験がないなどの場合に、発症のリスクが高くなることがわかっている。
※以下の記事も参照。
がんと生殖要因、ホルモン、環境の関連
・乳がんの治療でタモキシフェンという薬剤を投与されていたり、更年期障害の治療でエストロゲンの補充療法を受けていたりする場合も、子宮体がんのリスクが高くなるとされている。
・もう一つの代表的な女性ホルモンであるプロゲステロンは予防的に働くことが知られている。
・その他のリスク要因として、糖尿病、高血圧、乳がんや大腸がんの家族歴との関連が指摘されている。
疫学・統計
・予測がん罹患数(2014年)では、がん全体に占める割合が、子宮がん全体で7%となっている。
・子宮がんにかかる人は、全体として年間約21,500人で、このうち子宮体がんが約9,800人、子宮体がんが約10,800人、どの部位か情報がない子宮がんが約900人となっている。
・子宮体がんと診断される人は、40歳代から多くなり、50歳から60歳代の閉経前後で最も多くなっている。
・近年は食生活の欧米化などに伴い増加しているといわれている。
・子宮がんにかかる人は、全体として年間約21,500人で、このうち子宮体がんが約9,800人、子宮体がんが約10,800人、どの部位か情報がない子宮がんが約900人となっている。
・子宮体がんと診断される人は、40歳代から多くなり、50歳から60歳代の閉経前後で最も多くなっている。
・近年は食生活の欧米化などに伴い増加しているといわれている。
予防方法
・予防因子としては身体活動がおそらく確実な要因。