抗がん剤と分子標的薬に関する情報をメモ書きしています。
・抗がん剤は、細胞分裂する際、DNAの合成やその働きを抑えたり、細胞が二つに分裂するのを阻止するなどして、活発に細胞分裂を起こす細胞に無差別に作用するものが多い。 その結果、増殖がさかんな正常な細胞(口の内部の粘膜、消化管の粘膜、毛嚢細胞、白血球など)も傷つけてしまう。 →口内炎、下痢・便秘、脱毛、免疫力低下の副作用。 ●分子標的薬 ・がん細胞だけが大量に発現させる特定のたんぱく質を標的にし、その働きのみを妨害する。 ・標的には主に上皮性細胞成長因子受容体(EGFR)。 ※参考資料『矢沢サイエンスオフィス(2012)がんのすべてがわかる本 学研パブリッシング』