薬物依存など依存性に関する情報をメモ書きしています。
●セルフコントロール、薬物依存 ・依存性に関わる刺激(アルコール、カフェイン、ニコチン、薬物、セックス、炭水化物、ギャンブル、テレビゲームなど)は、側坐核のドーパミンを増加させる。 ・ドーパミンは、報酬を得るための意欲に関係している。好きかどうかは関係ない。 快楽と痛みの合図はどちらも側坐核に大量のドーパミンを流し、注意喚起して生き残るための行動が取れるようにする。薬物によって大量のドーパミンをが放出されると、脳はその薬物に注意を向けることが生死に関わるほど重大だと誤解してしまう。 ・報酬中枢は、ADHDと依存性の両方に絡んでいる。 ・いったん報酬が脳の注意を引くと、前頭前野はそのシナリオと感覚を詳しく記憶するように海馬に指示する。薬物依存の場合は、薬物を摂取するたびにドーパミンがシステムにあふれ、記憶を強化し、ほかの刺激では満足できなくなってしまう。 ※参考資料『ジョン J.レイティ(2009)脳を鍛えるには運動しかない 日本放送出版協会』