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中年太り
○サルコペニア(筋肉量の減少)による影響 ・中年期に起こる筋肉量の減少。 ・筋肉量が減少し、基礎代謝が低下。 ・筋肉は主に腕と脚から落ち(大きな筋肉のほとんどは腕と脚についている)、脂肪は男性の場合は腹部につく。 ○心疾患 ・動脈硬化、冠動脈閉塞、心臓発作のすべてが人類特有の現象。ほとんどの哺乳類ではまずみられない。 ・男性の方が一般に体脂肪率が低いにも関わらず、心疾患発生率が高い。 →エストロゲンが、特に閉経前の女性の心臓を守る効果があるからだとされる。 ※参考資料『デイヴィッド・ベインブリッジ(2014)中年の新たなる物語 筑摩書房』
加齢と男性の外見
・土踏まずの凹みが小さくなり、背骨が曲がり、椎間板が薄くなるため身長が低くなる。 ・40歳を過ぎた男性の身長は年平均1mmずつ縮んでいき、なかには最終的に50ミリも縮む人がいる。 ※参考資料『デイヴィッド・ベインブリッジ(2014)中年の新たなる物語 筑摩書房』
ネットニュースによる関連情報
●中高年の肥満者は脳の白質量の減少が大きい ・断面調査(ある時点における、ある集団のデータを調べる研究)によって、加齢による脳の変化に肥満が関係しているかを調査するべく、20-87歳の成人473人を対象に肥満と脳構造の関係を調べた。得られたデータは、対象者の体形により2群(スリム群/過体重群)に分けて比較した。 ・その結果、過体重群は、スリム群に比べて広範囲に渡る白質の減少がみられた。